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AI-Wiring Systemに関するFAQ

膝蓋骨骨折に関するQ&A

Q:何㎜を選べばいい?

A:60㎜以上を推奨しております

長めのピンを選択し、後でカットする手技になります

Q:ピン刺入の際は…

A:軽度屈曲位で、無理な負荷をかけて把持部で折れない様にご注意ください

Q:パッサーの刺入位置や深さの推奨は?また、曲げて使ってもいい?

A:刺入位置はなるべくパテラの辺縁近くに、深さはピンの直下を推奨しております

曲げてご使用頂いても問題ありませんが、ペンチで内腔をつぶしてしまいケーブルが通らなくなる可能性があります

また、曲げずに軟部組織をエレバトリウム等で押さえると先端が出やすくなります

Q:ケーブル操作のポイント

A:スリーブにケーブルをうまく通せるかどうかが肝になります

ピンを刺入する際にスリーブを大腿四頭筋腱付着部より5~10㎜浮かせた位置で一旦STOPし、スリーブの高さと向きをしっかり合わせたうえでケーブルを誘導してください

ケーブルに軟部組織が絡んでしまった場合は無理に通そうとせず、一旦逆方向に戻していただき、軟部組織を除去して頂くなどの対応をお願いいたします

Q:スリーブはどこまで打込んでいい?

A:ケーブルを通した後は、ある程度しっかりと打込んで頂きたいのですが、スリーブboxが圧着できる程度は残しておいてください

尚、テンションをかけて圧着した後は追加の打ち込みができません

Q:テンションの目安は?またテンションをかける時のポイントは?

A:250Nですが、あくまでも目安なので、骨質によって調整してください

テンションをしっかりかけるには、スリーブを打ち込む際に交互に少しずつ打ち込み、ハンドテンションを加え、ケーブルにたわみが無い状態でテンショナーを装着してください

テンショナーのハンドルが回らなくなった場合は、テンショナーのリミットが超えてしまった事が原因と思われますので、まずはハンドルを反時計回りに止まるまで回した上で、再度テンションをかけなおしてください

Q:把持部の折り方

A:把持部を折る際は(ケーブルの走行と同様の)左右方向に行ってください

前後方向に行うとピンが折れず、骨片に負担がかかったり、スリーブの根元が曲がってしまう恐れがあります

Q:ケーブルを最後カットするまで気を抜かない

A:最後にケーブルを切る際にテンションがかかっている方のケーブルを誤って切ってしまったという事例がございます

もちろんギリギリで切って頂きたいと思いますが、テンションのかかっている方のケーブルをしっかり避けて頂き、カッターの刃の向きには十分お気をつけください

Q:最後のピン先はどのくらい残せばいい?

A:ケーブルがかかった所から5㎜程度残してください

短く切り過ぎると脱転してしまう恐れがある為です

肘頭骨折に関するQ&A

Q:ミニピンとシングルピンどちらを使えばいい?

A:ミニピンは骨片が薄い場合、面で抑える事ができます

シングルピンはより深く打ち込めるので皮下組織の薄い場合は特にメリットがあります

Q:何㎜を選べばいい?

A:髄内の広さにもよりますが、70㎜を推奨をしております

稀に90㎜(シングル)・100㎜(ミニ)も出ますが、長すぎると髄内に収まらず、ピン先が対側に突出してしまう恐れがありますので、髄内の広さを考慮して選択してください

Q:対側皮質骨を抜かないでもいい?

A:ピンとケーブルが一体化しておりback-outを防止できるので、髄内で問題ありません

Q:ピンはパラレルに刺入しなくてもいい?

A:尺骨の髄内の構造上パラレルに刺入する事は難しくなる傾向にあります

ほとんどの場合、V字に入ります

Q:骨孔を開ける位置の目安は?

A:骨折部から30ー40㎜遠位の位置に2㎜のK-wireで骨孔を作成してください

Q:スリーブはどこまで打込んでいい?

A:ある程度しっかりと打込んで頂きたいのですが、ミニピンの場合はスリーブboxが圧着できる程度は残しておいてください

尚、テンションをかけて圧着した後は追加の打ち込みができません

Q:テンションの目安は?

A:200Nですが、あくまでも目安なので、骨質によって調整してください

Q:把持部の折り方

A:把持部を折る際は(ケーブルの走行と同様の)左右方向に行ってください

前後方向に行うとピンが折れず、骨片に負担がかかったり、スリーブの根元が曲がってしまう恐れがあります

Q:ケーブルを最後カットするまで気を抜かない

A:最後にケーブルを切る際にテンションがかかっている方のケーブルを誤って切ってしまったという事例がございます

もちろんギリギリで切って頂きたいと思いますが、テンションのかかっている方のケーブルをしっかり避けて頂き、カッターの刃の向きには十分お気をつけください

ひまわり法に関するQ&A

Q:ピンは何㎜を使えばいい?

A:パテラの大きさにもよりますが、40-45㎜のピンをご使用頂く事が多いです

ピン自体は必ずしも対皮質骨を貫通する必要はございません

Q:ピンの刺入に順番はある?

A:まずMLの骨片を繋ぎとめ、大きく2つの骨片にした後、上下の骨片を繋ぎとめます

また、後程前方にケーブルを回しかける事も考慮し、なるべく全周性にスリーブを配置します

Q:ピン刺入の注意点と深さについて

A:打込む際に骨折線が開かない為に、ピンが対側皮質骨に届く場合は、一度皮質を貫通させて道しるべを作った後、5ー10㎜引き戻します

軟部組織から5ー10㎜浮かせるのはケーブルを通しやすくする為です

ピンが干渉する時はドリルの回転数を落として軸方向に押すと入ることが多いですが、それでも難しい場合は刺入方向を変えてください

深さは基本的には真ん中の層を狙って刺入して頂きますが、multi-planeにピンを配置させることで3次元的な安定性が得られます

ピンの先端が関節面に突出しない様に深層から浅層に向けて刺入するようにします

前額面に骨折線がある場合は深層の骨片にピンを刺入し、浅層の骨片をケーブルで抑え込んでください

Q:ケーブルを通す際の順番と注意点

A:テンションを掛けるスリーブから一番遠い箇所のスリーブに一番初めにケーブルを通します

左右のケーブルの長さを揃え、そこから左右順番に誘導していきます

特にスリーブ間が近い場合はキンクに注意し、エレバトリウム等でサポートしながらケーブルの操作を行います

軟部組織にケーブルを通す必要性については、スリーブ間が近い場合は通す必要性はありません。スリーブ同士の距離が遠い場合のみパッサーを使用して通してください

Q:スリーブを打ち込む順番はある?

A:ケーブルを通す順番同様にテンションを掛けるスリーブから一番遠い箇所のスリーブから打込んでください

2~3箇所打込んだらケーブルのたわみを取り、それを繰り返してください

最終的にたわみが無い状態でテンショナーを装着してください

Q:テンションの目安は?

A:周囲締結は250Nですが、あくまでも目安なので、骨質・粉砕具合によって調整してください

前方締結の場合は周囲締結より弱めにしてください

かけすぎると周囲締結が緩む事があります

Q:周囲締結の段階での屈曲伸展

A:周囲締結の段階でテンションを掛け、激しく屈曲伸展を行うと前方の骨片が転位してしまう可能性がありますので、あくまでも慎重に行ってください

不安定な骨片は前方締結で抑えてください

Q:把持部の折り方

A:把持部を折る際は(ケーブルの走行と同様の)左右方向に行ってください

前後方向に行うとピンが折れず、骨片に負担がかかったり、スリーブの根元が曲がってしまう恐れがあります

Q:ケーブルを最後カットするまで気を抜かない

A:最後にケーブルを切る際にテンションがかかっている方のケーブルを誤って切ってしまったという事例がございます

もちろんギリギリで切って頂きたいと思いますが、テンションのかかっている方のケーブルをしっかり避けて頂き、カッターの刃の向きには十分お気をつけください

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