ResMo テレメトリー式生体信号測定装置
呼吸リハビリテーション時に、非侵襲でリアルタイムに呼吸数・動脈血酸素飽和度(SpO2)・脈拍数を数値化し、施行をサポートします。
特長
- 計測モードは安静時評価・自由歩行評価・6分間歩行試験の3種類から選択
- 計測部(CSセンサ)には、胸郭の動きを阻害しない柔軟性と安定した直線出力特性を特長とするC-STRETCH®(バンドー化学株式会社)を採用
ケースレポート
『ResMoを用いた呼吸リハビリテーションへの臨床応用』福岡東医療センター 稲葉 塁希先生
口すぼめ呼吸等の呼吸法指導や呼吸介助などコンディショニングを中心とした呼吸リハビリテーションは各療法士の徒手的なアセスメントや経験に基づき行われているのみで、呼吸パターン等の客観的指標を掲示するデバイスはこれまで存在していない。
近年、新たに開発されたResMoはコンディショニングを中心とした呼吸リハビリテーションにおいて客観的指標を提示するデバイスとして期待されている。本稿では、ResMoの説明と呼吸リハビリテーションへの臨床応用をCase Reportを通して紹介する。
『ResMoを用いた歩行時の呼吸運動モニタリングの試み』埼玉医科大学病院リハビリテーションセンター 髙山 絵里先生
呼吸器疾患患者では労作時の息切れやSpO2の低下が動作能力低下の要因となることが多い。運動中の酸素化能はパルスオキシメーターにより経時的に測定することが比較的容易となったが、運動中の換気状態の指標となる呼吸回数の変化や呼吸パターンを簡便に測定できるデバイスはこれまでみられない。今回、テレメトリー式生体信号測定装置ResMoを用いて歩行運動中のSpO2、脈拍数、呼吸数の変化をモニタリングし、呼吸状態の評価を試みたのでケースレポートを通して報告する。
『ResMoを用いた階段昇降の練習および評価の臨床応用』長崎呼吸器リハビリクリニック 角野 直先生
呼吸リハビリテーションにおける運動療法はコンディショニングやADLトレーニング、全身の持久力・筋力トレーニングに大別され、患者の状態に応じて運動が構成される。呼吸リハビリテーションの導入時には呼吸パターンの修正や胸郭の柔軟性の向上を図ることで効率の良いトレーニングに繋げることが望ましく、コンディショニングにおける適正な呼吸法の習得は呼吸困難の軽減や運動の効果に大きく寄与する。本稿では、階段昇降時における動作と呼吸の同調の指導前後の変化をResMoにてモニタリングし、ResMoの臨床応用に関するケースレポートを通して報告する。
『ResMoを用いた呼吸リハビリテーションの実際』鹿児島医療センター 田中 那実先生
呼吸リハビリテーションでは、呼吸器疾患患者が楽に動作を遂行できるように呼吸パターンの指導や動作指導を行うことの有効性について多数の報告があるが、ADL場面における呼吸指導がどれほど呼吸数や胸郭可動性等に影響を与えているかを検討している報告は少ない。本稿では、呼吸苦を誘発しやすい動作時の呼吸パターンの指導が呼吸機能へ与える影響を、「ResMo」を用いて調査したため、Case Reportを通して紹介する。
『ResMoの6分間歩行試験モード使用における活用現場の声』大阪刀根山医療センター 大道 憲二先生
主に日々の患者様評価や臨床研究の評価として6分間歩行試験モードを使用しています。ResMoの計測データは、臨床研究においても使用できるほど、高精度に計測が行えます。また、ResMoは、機器の使い方を覚えると、非常に簡単に使用できます。そのため、違う療法士が計測しても、数値のばらつきが少なく、誰でも同様の評価を行うことができ、再現性があります。
販売: | エア・ウォーター・メディカル株式会社 |
問い合わせ先: | エア・ウォーター・メディカル株式会社 事業本部 在宅医療推進部 |
TEL: | 03-3578-7813 |
Mail: | info-homecare-h@awi.co.jp (@は半角に置き換えて下さい) |