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ユーザーインタビュー さくら整形外科クリニック

慢性化した筋腱の障害でなかなか治らない患者さん

可動域が改善した

   

さくら整形外科クリニック(宮城県亘理郡亘理町、院長先生/理学療法士4名 https://www.sakura-seikei-clinic.com/)は、患者様一人一人の症状に合わせた丁寧な治療にこだわり、患者様のQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)の向上を目的に治療を行っております。
高齢の方に多い骨粗しょう症、首・肩・腰・膝などのあらゆる関節痛の治療、外傷による骨折や靭帯損傷の治療、スポーツ障害の治療に積極的に取り組んでおります。
EMS SWISS DOLORCLAST smart20 を日本国内で初めて導入された施設です。

 

今回、院長の菅原先生と理学療法士の佐藤先生にお話を伺いました。

拡散型圧力波を知った経緯を教えてください

菅原先生:勤務医時代は手術に明け暮れ、このような治療があることは知る由もありませんでした。私は2018 年5月に開業した際、開業支援してくださった業者さんから、野球のメジャーリーグで有名な選手が右肘に拡散型圧力波治療をしていることを伺い、初めてその存在を知りました。まだそれほど普及しておらず、同業者に対する一日の長としては導入するのもいいかと考えておりました。しかし、当時は高額な機種しかなく、やむなく導入は先送りとしていました。

 

佐藤先生:名前くらいしか聞いたことない、野球のメジャーリーグで有名な選手が使っているとか聞いたことがあるくらいで、一般人レベルの知識しかありませんでした。デモで実際に使ってみて、菅原院長に導入を決めてもらいました。

EMS SWISS DOLORCLAST smart20を導入した理由を教えてください

菅原先生:開業してから、足底腱膜炎、テニス肘の患者様が相当数いることに驚きました。 これらの他に腱板炎、アキレス腱炎、膝蓋腱炎、急性期を過ぎた捻挫など、慢性的した筋腱の障害に対し注射を施行したり、ストレッチ指導はするものの、なかなか治らないことが多く、何か他の手がないのか模索していた折にEMS SWISS DOLORCLAST smart20(以下smart20)が日本で発売されると伺い、導入を決めました。 smart20は、当時、日本で発売されたばかりで、しかも海外で充分なエビデンスに基づいた機種であり、比較的廉価であったために導入を決定いたしました。私がsmart20を日本で初めて導入したと伺っております。

 

佐藤先生:あまり覚えていないのが正直なところですが、デモを2社くらいしましたが、先生から1社は全然効いた気がしない、音がパスパスという感じと伺いましたし、器械がもっと大きかったイメージです。先生に、次はもっとコンパクトなものがデモに来るよって言われてデモをしたのがsmart20だった記憶があります。 実際に使ってみて、ほかの物理療法よりも施術時間が短時間で、組織のより深いところまで届いているのがほかの物理療法との違いを感じます。

どういった患者さんに対して拡散型圧力波でのトリートメントを選択していますか?

菅原先生:まず通常の物理療法を行い、効果が不充分な場合は拡散型圧力波を使用しています。
しかし、他の診療所でも治療してきたが治らないといった難治例は、初診時から拡散型圧力波を勧めています。


佐藤先生:痛みのある患者さん、可動域制限のある患者さんに対して、先生からオーダーがきます。多いのは肘の外側、内側の痛み、足底筋膜炎です。
足底筋膜炎以外にも、筋肉性の痛みや拘縮が強く可動域制限がある患者さんには使用しております。

印象に残っている症例はありますか

菅原先生:そもそも私自身がテニス肘を患っており、施術すると驚く程に除痛効果が得られることを実感しております。

 

佐藤先生:五十肩の方です。だんだん生活しているうちに肩関節周囲炎が起き、炎症が治まってきて、組織が硬くなっていったのが原因で、拘縮強めの人がいたのですが、トリートメントする前は、肩関節の挙上が90 度程度までの可動でした。
smart20を当てて4~5回くらいで、120 度まで改善しましたし、肩関節の外旋の角度も改善しました。
smart20を当てたあとに、実際に触診をしながら患者さんに肩関節を動かしてもらうと、明らかに筋肉の硬さがとれ、骨の動きが変わったのがわかりました。
あわせて運動療法も実施していましたので、可動域の改善に効果が大きく現れたと感じています。
現在、その患者さんは、肩については気にならない程度まで可動域が改善しております。

お話を伺った方

左:院長 菅原 長弘 先生

ご経歴
2004 年に山形大学卒業後、みやぎ県南中核病院で初期研修を行い、東北大学整形外科教室に入局。その後、山形県立新庄病院、仙北組合総合病院、福島労災病院、大崎市民病院、公立刈田総合病院にて研鑽を積み、2018 年5月に宮城県亘理郡亘理町にさくら整形外科クリニックを開業。


右:理学療法士 佐藤 秀平 先生

ご経歴
2008 年に仙台医療技術専門学校卒業後、あさお整形外科入職。その後、松田病院や公立刈田綜合病院で研鑽を積み、菅原院長の開業時にさくら整形外科クリニックに入職。

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